nikki_20230215「プレイリスト34」

 

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>最近は知って行く曲の量が増えている。(中略)知る曲は増えたのだけど、音楽を聴く時間はそこまで莫大に増やせない。知らない曲を聴くことと知っている曲を聴きこむことではわずかに前者のほうが多くなっており、つまり曲を聴いては次の曲、みたいに次々と消費しているような申し訳ない感覚になっている。ここにある曲も、まだ飽きるほど聴いたとはいえない。

 

isitsutbustu-todoke.hatenablog.com

 

この状態が続いている。yanagamiyuki「点在するエブリー」「ミザリーai」「Cyber Kawaii Kunai Girl」あたりは聴いてなかったのが恥ずかしい。こういうボカロにラップさせるのは聴くたびにすごいと思うし、使っている音たちの尖り方もいい。

 

花澤香菜「Moonlight Magic」よかった。こういうディスコミュージックっぽいストリングスとカッティングのギターはやはり好きになってしまう。北川勝利氏が作曲していて、最近でた「ドラマチックじゃなくっても」も同氏による。ただb面の「Groovy Mystery Train」は編曲がパソコン音楽クラブという布陣で、とてもよかった。

 

たまも聴かないといけないなと思う。「電車かもしれない」は有名な曲だけど得体のしれない歌詞とメロディが気持ち良い。オモコロのこのまとめで、ヤスミノ氏がたまの「東京フルーツ」を好きなCDとして挙げていてなるほどと思った。

 

omocoro.jp

 

ポーター・ロビンソン「nature」も通して聴いて、すべてとは言わないまでも自分好みの音がいくつかあった。松木美定、浦上想起「舞台の上で」はジャズとワルツ?でよかった。この抑え目な感じから跳ねるようなピアノなどが入って来る感じ、どうしようもなくワクワクしてしまう。Homecomings「光の庭と魚の夢」、なにかの映画の主題歌かなと思って聴いていたら違ったので驚いた。山田尚子監督が『リズと青い鳥』に採用したことに今更ながら納得した。この曲もだしHomecomings自体もまたなにかの主題歌を担当して欲しいなと思う。

 

>「光の庭と魚の夢」は、様々な組み合わせのパートーナー同士が誰の目を気にすることなく、そしてどんなシステムからもこぼれ落ちることや弾かれることなく一緒にいられるようになってほしいという願いを込めた歌です。ふたり(そしてだれもが)が息苦しさや誰かの目線を感じることなく安心して暮らすことができる。そんな場所へと僕たちが暮らすこの世界やこの街が変わっていくことを願っています。

 

MVにはこのようなメッセージが添えられていて、とにかくひたすらに優しく包み込んでくれるような眩しさに聴くたびに涙腺が緩む。自動車学校の帰路、送迎バスの車内で流れているラジオからこれが流れてきたのは最近の生活の中でかなり嬉しかったことに入っている。ROUND TABLE「パズル」渋谷系アニメOPの系譜で、これも北川勝利氏なのだという発見があった。

 

カネコアヤノ『よすがを深夜に聴きなおした。前に一度きいたときにどうして心に響かなかったのか疑問に思うほどの良いなと思った。一番好きなのは「閃きは彼方」なのだけど、「栄えた町の」「孤独と祈り」などもとても好きです。全体的に静謐さが似合う曲が多いと感じているので、また深夜など折に触れて聴きなおしたい。