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50曲ずつ集めているプレイリストの曲についてだらだら書きます。7/30~8/17までに追加されているので夏に聴いた曲。心なしか青いジャケットが多かったので、プレイリストのサムネイルもそれで統一した。
早速タイトルからも青があるSEE「青いドレス」はいよわ氏の2021年ボカロ10選で知った。indigo la Endみの強いオルタナティブロックだけど、いよわ氏が川谷絵音からの影響を公言していることから10選に選ぶのも納得だし、作曲者の方もindigoの大ファンらしいことを知って完全にそうだよね~の顔になった。これがニコニコ再生で1万再生されていない世界よ
POLLYANNA「シュガーレイン」、トナリノサティ「ソーダポップ」、いずれも渋谷系の系譜にある曲で、涼しげでキュート。スイートP「トキメキ*リべリエ」も同じくその系譜にあると推測されるけど、ゲームのキャラソンらしい。OSTER projectさんらしい複雑な転調とかがある。たぶん。
quoree「煤模型」「鉛色の街」から数曲とサ柄直生「うつつの果てで、」は同じくhyperpop?の曲。このジャンルは相変わらず変な音だらけだなあという感想に尽きるのだけど、「うつつの果てで、」の2分以降からの展開とか奇妙な浮遊感と気持ちよさがある。hyperpopの新鮮な感覚に陥る感じが、これでは一回きりの夏みたいなテーマと合わさっているようでいい。
Sundae May Clubのアルバム「少女漫画」から数曲を聴いた。このタイトルで1曲目が「少年漫画」なので良い。ハイテンポな曲は思春期の衝動を孕んでいるようだし、「水色」の静かな夜明けと一途な歌詞もいい。「夜を延ばして」「魔法とシャッフルビート」における、明るさの隙間に見え隠れするやるせなさも本当に好きです。電車でどこかから帰るときによく聴いている。
口ロロ「00:00:00」は日常の光景が合わさりがらじっくり広がっていく壮大なポエトリーリーディング。こういうのやりたい。
この時期に知った概念として「シューゲイザー」があった。yourboyfriendsucks!は自動でレコメンドされた中国のシューゲイザーバンド。Homecomingsは日本だけど同じジャンルで、リズ青のエンディングくらいしか知らなかったのだけどこういう曲もある(というかこういうシューゲイザーっぽものが多い)のだと知った。よい。
東雪蓮「Just Love」「りそうのせかい」はそれぞれPSYQUI、higma氏によるバーチャルシンガーへの提供曲。ジャンル分からないけどkawaii future bass?あたりはやはり好きなのだとわかる。
このプレイリストの大半を占めているのはPOLLYANNAというバンドの楽曲である。先述したように渋谷系、その中でもポスト渋谷系?ネオ渋谷系?に分類されるらしい。比較的最近の渋谷系ということだと思う。たぶん。今あるアルバムは3枚のみなので全部聴いたのだけど、本当に全部好みでもっと早く知りたかった思いに駆られている。ということで十数曲ほどこのプレイリストに入っている次第です。
ここに入っているのはどれも最高だけど、最新のアルバム「pantomime」は好みのものが多くて極まった感じがある。リード曲の「pantomime」のワクワク感から始まって、最後の「special service」は期待が高まるイントロと高揚感が素晴らしい。この2曲は特に好きですね。「special service」は「ここは地獄に似てて退屈なんだ」という歌詞がありつつ、「これで終わるようでも、きみには未来があった」がしっとり終わるのがいい。
POLLYANNAはTikTokなどで話題になった「なにやってもうまくいかない」のmeiyo氏がドラムだったりする、と言うと近く感じる人もいるかもしれない。
今回も例によって例のごとく、取り上げた楽曲はすべて口ロロ「00:00:00」を除いてすべて女性ボーカルでした。プレイリスト全体を通してもあと男性ボーカルなのはおいしくるメロンパン「マテリアル」くらいじゃないかしらん。いつかの日記でも書いたけどおいしくるもボーカルの声が高い。別に意識してるわけじゃないのに自然とそうなってしまう。おやすみなさい。