金曜に買った日用品のひとつにスライサーがあった。野菜をスライスしたり、千切りにしたり、おろしたりできる用具のセットである。千切りというものは難しい。安い包丁をずっと使っているのもあるし、細かくしようとすると怪我しそうだし、手間もかかってしまうからだ。こういうスライサーが欲しかったので買った。家にあったにんじんを千切りにしたところ、煮込んでもあれほど固かったものがふわふわになって感動した。サラダにした。実はいちど手で千切りして同じレシピは試したのだけど、ふわふわの千切りだと全く違った。やさいをみじん切りにするチョッパーも買ったので、これから包丁を使う頻度は減っていくのだろうと思う。スライサー、便利なので自炊するみなさんは買った方がいいです。蛇足だけどにんじんは煮込んでも固い。レンチンしてある程度やわらかくしてから煮るといいことに気づき、「「にんじんが嫌い」という子供は固いにんじんばかり食べていたのではないか」というどこかで耳にした仮説を身をもって実感した。
