isitsutbustu-todoke.hatenablog.com
赤い公園とパスピエの比率がかなり高いのと自分がいま眠いのとで、あまり書くことはない。
最初のほうにあるZmiはピアノのみのインスト曲であり、雨の日に静かに聴きたいアルバムだった。SleepingPolaは疾走感のあるインストであり、技術力の高さがうかがえる。
パスピエは最近の曲までやっと追いついたのでたくさん入っている。アルバム『synonym』の「プラットホーム」は「わすれもの」などに近い雰囲気のある曲で好き。「oto」は歌詞も音楽もすべて回文構造になっている変な曲だったりする。その実験精神が特に強かったのがアルバム『more humor』あたりで、そこはあまり自分の好みではないなと感じてしまった。一番あたらしいアルバム『ニュイ』はその進化した作風とキャッチーさがうまく結びついているように思う。それでも個人的には昔の方が好きなのだけど、それはひとえに僕が最終的にキャッチーか否かで好みを決めてしまうところにあるのだろう。そういう点でいくと「グッド・バイ」が一番すきです。これ書いて気づいたけど太宰治を意識しているのかしらん。新しいアルバムが出るらしいので楽しみ。
赤い公園はアルバム『猛烈リトミック』、EP『消えない』のみ聴いたのだけど、振れ幅の広さを思い知らされてびっくりした。もっと聴いていきたいです。これは学園祭に行ったときにコピーバンドがたまたま聞こえてきて興奮したまま録音したもの。
— 遺失物届 (@arudanshi) November 12, 2022
なんかもう残りは特定のアーティストとかではなく雑多に入れすぎて書くのが面倒になってきた、、カネコアヤノ「ホームシックナイトホームシックブルース」は最初の方が映画「ナイト・オン・ザ・プラネット」で流れてそうで、最後になるにつれて盛り上がっていくアコースティックな感じがよかったです。andymori「革命」「ベンガルトラとウイスキー」あたりぜんぜん聴いてなかったのだけどかなりいい。短いゆえの簡潔さというか、、、。PAS TASTA『peanut phenomenon』、vtuberの方に提供した『カーテン』ではふわふわしている曲調かと思えば、こっちは笑ってしまうくらい変で踊れて癖になる曲で最高でした。ひがしやしきは継続して少しずつアルバムを聴いている。
最後のほうにいくつかボカロがある。濁茶『あるいは地下鉄の私』は電車の中で聴く曲が増えたし、田中B『ゆらゆら』は高校のときに聴いていたのをふいに思い出して懐かしくなっていた。どちらもよいポップス。■37『found footage』、皆川溺『遠泳』あたりはころころ変わっていく展開がすごくて、最前線のボカロといえるのかもしれない。
Special Favorite Music「Royal Memories」は年間ベストに入ってもいいかもしれない名曲。体調の悪い日に横になってうめきながらTwitterを見ていたら知った曲なのだけど、これを知れただけでその日はもう100点だなと思ってしまった。王道のポップスなのだけど突き抜けるほどのまっすぐさ、ブラスとストリングスのアレンジ、全てのメロディーが完璧だと思う。個人的に近い曲を並べるとさよならポニーテール「新世界交響楽」、やくしまるえつこ「少年よ我に帰れ」、スタァライト九九組「私たちはもう舞台の上」「再生讃美曲」あたりだろうか……。そういう壮大な最終回もしくはオープニング感がある。いやはや素晴らしい、こういう曲が作りたいです。