nikki_20221128「よみおわり」

 

ずっとぼんやりしている。予定をこなしたのだけど、それ以外はぼんやりインターネットを見るかフォークギターを触っていただけな気がして実感がない。東京で開催された文学フリーマーケットには参加しなかったのだけど、知っている人が出している詩歌の本を何冊か注文していて、それが届いた。28、29日でおおよそそれを読み切った。けれどよく分からなかった。面白くないというわけではなく、一読しただけではまだ感覚を言葉にしきれなかった。詩歌の本においては読んだってなんなんだろうね、という気持ちはずっとある。いちど全ての作品に目を通すことで読んだとはいえるのだけど、小説などと異なって文の意味が確定しなかったりする。だから小説などの読後感とは異なっていて、そっちに慣れ切っているゆえに詩歌を読み終わったってなんなんだ…?というという不思議な気持ちがある。そのまま自分だけにしか書けないような詩歌、オリジナルってなんなのだろうということが数日ずっと頭をもたげている。考えている。