nikki_20220720「蒸しパンの散歩」

 

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散歩の記録は過去に2回くらいしている。それ以外でも散歩は何回もしているけど。この日の朝4時半~朝8時にかけて散歩をした。目的はちょっと遠くにあるデイリーヤマザキまで歩き、ヤマザキ「カステラ風蒸しパン」を探すためだった。なぜこのパンを探すか、というと漫画家のpanpanya氏が書いた漫画に登場している、ヤマザキ「カステラ風蒸しケーキ」の類似品だからだ。エッセイ風の漫画に登場するそれは幻の商品として描かれ、似たものを再現しようと作者はレシピを模索したりする。つまりは一時期販売され、いまは廃盤となったパンである。それに似た商品が出ており、味もいままで食べた類似品のなかで近い、とする作者のブログが数日前に更新された。ならば探しに行くしか、という次第だった。

 

 

途中でコンビニを数件見てみたが、案の定なかった。だいたい大手コンビニはオリジナルブランドのものが大半で、ヤマザキの商品はすくない。そして朝5時にスーパーは開いていない。やっとデイリーヤマザキにたどり着た。店内はほぼ無人、恐る恐る棚を覗く。そこに蒸しパンはなかった。ある程度予想はついていたので、落胆はしなかった。ただデイリーヤマザキとだけあり、ヤマザキの見たことないパンがたくさんあってよかった。餃子パン、ナイススティック、たくさんのランチパックなどなど。さらに店で焼いたパンもあった。店員にも訊いたが、怪訝な顔をされ「あるものしかありません」とピシャリと言われただけだった。もう一度顔を合わせるのも気まずい。ご飯を食べた直後の変な時間に歩いたので気持ち悪く、なにも買わずに退散した。

 

 

 

 

どうやらダ・ヴィンチ恐山氏もおなじようにデイリーヤマザキまで探しに行って見つからなかった民らしく、ちょっと嬉しかった。東京でも見つからないらしい。どちらが先に見つけられるか勝負したい。

 

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ここの店は工場?の1階にあり、広告塔?の柱の周りに螺旋階段があるという奇妙な構造をしていた。もともと柱があってその後に建物ができたのか、それとも柱の支柱に強制的に看板をつけたのかわからない。看板をむりやり支えたような跡もあって面白かった。

 



 

透明の箱(ごみ箱?)と一体化している植物があった。テラリウムっぽい。

 

 

結局海沿いの高架下公園くらいまで歩いた。ふたつの螺旋階段が並行していて美しい。その背後に高速道路がうねっているのもなんかよい。公園でしばらく海を眺めながら音楽を聴いたが、変な時間に散歩した気持ち悪さが勝ってなんとなくすっきりはしなかった。でも、明け方は日中より涼しいことだけは確かだ。そういう気持ちよさがあった。おやすみなさい。