いままでやってそうでやっていなかったのでやる。オモコロチャンネルは唯一ちゃんと追っているyoutubeチャンネルであり（ここに最近はふっくらすずめクラブが加わりつつある）、当たり前すぎてかえって言及してこなかった節がある。とはいえ好きなことについて書くのをほかの人がやっているのを見るのは楽しいし、ネタ切れもしてくるのでやることにした。あくまで好きなのでおすすめとは別になると思う。
わざわざこんなインターネットの僻地まで来て読んでいる人に説明する必要はないかもしれないが、オモコロチャンネルとは「オモコロ」の「チャンネル」である。株式会社バーグハンバーグバーグの運営するwebメディア「オモコロ」の社員（主に5人）がいろいろやっている。
お昼の顔は誰だ!? いきなりニュースコメンテーターに挑戦！／【ウソでっせ!? TV】ゲストのお悩みを嘘で解決SP！人気俳優K号泣!?
初期の動画だとこれらが圧倒的に好きです。チャンネル始動が2019年5月、これらは2020年3月で初期とは言えないかもしれないが長く活動するにつれて「初期」の概念は拡張されていく。スタジオを貸し切って行われた2つの企画であり、地味にこのスタジオはいまでも通販番組？とかでも見ることがある。コメンテーターのほうは「大声を出す」「英語で」などの縛りを設けたうえで、架空のニュース番組で振られてすぐに上手いコメントできるかを競う。「ウソでっせTV」はパロディ。架空のバラエティー番組でコメンテーターに扮したメンバーがゲストに対して嘘の豆知識を言いまくる。
長く見続けてだんだんと判明していくが、オモコロは嘘をついているときがかなり生き生きしている感じがある。特に原宿さんなど。そのような性質上、こうして架空の設定で進行していく企画はかなり好きですね。中身もかなり詰まっており、名シーンが目白押しになっている。モンゴルナイフさんの絶叫・かまどさんがツッコミを封じられて笑いすぎた結果泣いてなにもできなくなる・「カービィのポコチン」にツボに来てしまい声を震わせながら笑いをこらえるARuFaさん・恐山さんの「Fuck」「kill you」をはじめとするメンバーの大声の数々、「ウンチのお塩」と叫んで自分で笑ってしまう原宿さんなど。
もう1回こういうウソの番組やってほしいな～。
【やらせ】辛くない料理を食べて一番苦しめるのは誰だ!?「ウソ激辛王」！／【ノーリアクション】激辛を食べて無視しよう
辛くないものを食べて辛いようにリアクションする企画と、辛い物を食べてリアクションしない企画。まず前者は2020年8月であり、その真逆の企画を2022年6月の2年越しにやるというのが素晴らしい。アイデアを頻繁に出している彼らの発想力の一端がうかがわれる。「逆のことをやってみる」という発想の糸口があって、それを2年も前の企画へ生かして面白くしている。
そんな難しいことを考えずとも普通に面白く、ウソ激辛のほうはただの奇行が連発するだけである。ただし原宿さんが場のノリについていけなくて若干引いているのがよい。そのシーンだけ定期的に見ている。激辛無視のほうはかなり素が見えている感じでよく、これも原宿さんが辛さのあまり目をカッと開いて覚醒するところだけずっと見ています。ウソ激辛は「食べ物が辛い」という設定があり、激辛無視は「辛い物を食べているのは他のメンバーから見えていない」という謎設定がある。このゆるい暗黙の設定が途中でほんの少し崩れるところに面白さがあってすき。
夏休み自由研究はこれをやれ！ 絶対にウケる研究テーマを教えます！
これを忘れていた。2019年8月なので、前述したやつよりも初期になる。レギュラーメンバーのうち加藤さんだけいないのだけど、学生服を着ている時点でかなりよい。学パロを見ている感じがある。タイトルの通り、4人がそれぞれ自由研究をプレゼンする。ARuFaさんは教員志望だったことをうかがわせる本当の先生らしい快活さがや手際のよさがあって、面白いのと同時に「先生を目指そうとしていたんだ…」という微妙な感傷にひたることができる。原宿さんは子供がいるんだなあということを伺わせつつインターネットに精通していることをうかがわせる。恐山さんはひねくれており、永田さんはひたすら大声でよい。わりとはじめて見ても性格が把握できて良回かもしれない。企画も記事っぽさがある。
こういう演じている系のやつは好きです。学校ロケの記事は最近でもかなり多いけど、動画でもまた見たいな…。ボツになった七不思議のやつはあるけど、動画慣れしたいまもう一度なにかやってほしい。学園ドラマ風の動画とか出てくれたらとてもうれしい。
おやすみなさい。
