nikki_20231121

 

【縛り旅3】京都から海が見えるまで歩く・所持金1万円・スマホなし

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【縛り旅】徒歩のみ・自宅から南下・所持金1万で素泊り・スマホなし

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前日は日中に活動していたが夕方から深夜にかけて寝たせいでまた明け方に眠くなり、寝て起きたら夜になっていた。ここのところ食事もあまりちゃんとできてないのでやる気がでないことがもっぱらである。さっきまで横になって天竜川ナコンさんのやっている現実チャンネルの動画を見た。

 

「縛り旅」の1と3を見た。スマホや所持金を縛りつつ徒歩でひたすら歩くという動画で、自分も似たことを何回かしたことがあるのでシンパシーを感じてよかった。散歩はよくするし、公共交通機関を使わずに歩いて帰ろうとして後悔したことは何回もある。深夜から明け方にかけて4時間ほど歩いて海を観に行ったり、去年に神戸-大阪-京都大学を3日で渡り歩いたりしたのも思い出深く、特に動画の3(京都から海が見えるまで歩く)ではそのとき歩いた道をそのまま通っていたりして感動した。あと編集というか構成もよくできていて、普通に歩くだけでは単に疲れた・二度とやりたくないという感想しか残らないんだけど、面白くなっているし3なんかはドラマチックに仕立てていてすごい。

 

自虐的な独り語りが大半を占めていて、苦手な人は苦手だろうし自分もあまり好きではない。だけれど孤独にひたすら歩くということをしていると、元々ある独り言の癖がさらに加速するのはよくわかる。疲れすぎて終盤では自分でも何を言っているか分からないような自分語りを滔々としてしまうのも、よくよくわかる。月ノ美兎さんがドロッセルマイヤーさんのさんぽ神に従って散歩する動画を見たときも思ったが、他人の散歩というのはけっこうエンタメとして面白い。結局知らない景色を見ることが散歩の目的なら自分で体験しなくてもいいのかもしれないが、肌で感じるものもある。それは日が暮れると泊まれなくなる危機感、人気(ひとけ)のなさ、トイレや自販機のなさ、などが怖くなってくる感じである。それはもはや散歩というレベルではない、より生存がかかったもので、この動画ではそれも描かれている。怖さのなかで(冗長だけど)人生みたいだと身をもって実感したり、自分自身だけは確かにいて踏みしめるしかない、と分かってくるのはやはりこういう散歩をしないとわからないことではあるなーと思い出せてよい動画だった。