nikki_20220515「慣れてしまった」

 

 11時くらいに起床した。アニメを見ようと思いつつ、きのうの続きの歌集を読んだりインターネットを見ていた。人の家に行く予定があったので行った。積んでいた円城塔Self-Reference ENGINE」は短いから外にいる間で全部読めるかと思って持参したけど、半分くらいしか読めなかった。ラーメンを食べた。帰って日記を書いている。なんとなく、ひたすらいよわ氏の曲を聴いて好きだということを再確認している。

 

 

 

 

 言葉数が少ないため、誰かと会うと人から謎めいた感じであると言われることが多い。そのたび少し嬉しくなる気持ちがある。それは純粋に私がフィクションにおけるそういうキャラクターに憧れているからで、それを意識して行動している節もあるからだ。なんで憧れているんですかと言われたらなんとなくとしか言えない。性格とか自分の信念って突き詰めると「そうでありたいから」としか説明できない気がする。ではそうして無理やり道化を演じているのか…と自問自答してみたのだけど、そうでもない。そうして誰かと話しているときの自分も居心地がよく、自分なんだと思う。家だと人の前にいるときの100倍くらい独り言が多いし、家族やほんの数人とはちょっとだけ活発に話すこともある。それらがゆるやかに接続されて自分であると思うし、そうであってほしい。こうして日記で書くときが一番饒舌だと思う。

 

 

 

 

 今朝起きたとき、ふいに流行り病について考えていた。正確には、外国の様子がテレビに映っていて「海外ではもうマスクをつけなくていいようになった国があるらしいのに、日本がぐずぐずと感染者が減っていないのはなんでだろう」と、ぼんやりとした疑問が頭に浮かんだ。たぶん感染者が多いことに目を背けつつ、会社や学校など色々やってるからなんだろう、と想像した。みんな慣れてしまったのだ。ここで一度ロックダウンとかちゃんとしたらどうなるんだろう。自分が言えたことではないし、詳しくない人が首を突っ込むべきではないのだけど…。目の前にあった絶望的な状況は既に空気のような存在になったけど、そこから目を逸らし続けている、その居心地の悪さを誰もが少しは心の中で勘づいていると信じたくもある。眠いので終わります。おやすみなさい。