nikki_20220514「読書環境について」

 

 朝に起きて3食食べたので健康的だった。家からは一歩も出なかったが、洗濯を干す・ホットケーキを焼くなどできた。買ってから読んでない歌集が溜まってきたので、一気に言葉を浴びたいのもあって3時間くらいかけてたくさん読んだ。日記を書き終わってからもまだ残っているので、読む。

 

 読書について、いくつか意識するようになってから継続的に読むようになったと感じる。まずはきょうはだいたいここまで読むという目途を立てておくことで、だいたい100ページ、50ページ、25ページを1回でまとめて読むようにしている。こうして小学生の計算問題みたいにペース配分を決めると趣味が義務めいてしまうのでは…と敬遠していたのだけど案外よかった。あとは100ページくらいに分けて本の長さを把握することで、50ページまとめて読んで200ページ残っていたら「これをあと4回繰り返せばよい」と考えたりしている。こうやって計算するとつまらなさそうだが、こう把握すると「いつ読み終わるだろう…」みたいな不安がなくなった気がする。

 

 気になったところに余っていた付箋を貼るようにもなった。これは二階堂奥歯「八本脚の蝶」を読んで以降ついた癖だろう。これが読む速さや集中力と関係あるのかは分かりません。いままでは集中的に一晩で読んだり、2週間くらい熱中する時期があってはまたしばらく離れてという感じだったけど継続はしている。ペースは遅いけど。

 

 電車通学とか通勤をしていて、その間で読み進めたり1冊読んだり、という話はよく聴く。電車での通勤通学が本当に未経験なので羨ましいな、といつも思う。でに僕は気が散りやすいので電車で本は読めないし寝たりしそうだし、それに通う先が近いことに越したことはない。いまの環境に感謝すべきなんだろう。ここ数年自分の周りから時間的に拘束されて無駄な時間が生じることが少なくなり、必要なことが必要な時間だけで終わるということが多い。ゆえに読書の意味付けとしては「暇な時間を潰す」ではなく「趣味として能動的にする」が主なものとなった。ゆえにこうして能動的な模索を続けているわけで、そういう試行錯誤ができるのはありがたいことかもしれない。おやすみなさい。