間が空いたのだけど、1007に東京お台場で行われた「暴力的にカワイイ」に行っていた。屋外でキッチンカーが来てたりとフェス（これも行ったことなし）のようでクラブと言い切っていいのかは分からないものの、とりあえず自分としては初めてのクラブイベントであった。緊張していたが、結果としては楽しめた。別にみんなずっと誰かと話してるわけでもないし、単独行動して好きなタイミングでいろんなところに行ってもよいという雰囲気である。アーティストのライブには数回行っているもののやはりインターネットの音楽たちはまた性質が違うので、低音で身体も共振するような感覚は新鮮だった。真ん中のほうとかでスピーカーの前で聴いているとずっとマッサージチェアに乗ってるというか、全身に電動マッサージ機をあてられてるみたいな感じがしてすごく、いちどこれを味わうと家で聴くのじゃ満足できないね……というのがわかった。ただ耳栓くらいは持って行ってよかったかもしれない。
個人的にテンションが最高潮だったのはTEMPLIME、momone＆curren、kamome sanoのdjだった。TEMPLIMEは他人の曲ふくめて私の知っている割合がいちばん多いdjだったと思う。「ネオンライト」が聴けてよかった（「星座になれたら」からつないで、そのあとで「あやふわアスタリスク」につないでたのもよかった）。momone¤はhyperflipというジャンルで出ることが話題になっていたので聴きに行った。前に大阪城ホールでカネコアヤノを聴いたときに「わたしたち」の歪みまくったギター、シューゲイザーの音でちょっと泣いたのを覚えているが、過剰なほど割れた音が爆音で響いているのはそれに近いうれしさがあって泣きそうだった。裏でTAKU INOUEがやっていたのでどちらを聴くか迷ってこちらに行ったのだけど、人が多少少ないぶんめちゃくちゃに身体を動かして暴れられたのでよかった。終盤だったから疲れもあってハイになってたと思う。終わってからギリギリ行ったらブループラネット→アンチグラビティ・ガール→Stellar Stellarだけ聴けたのでよかった。そのあとで聴いたkamome sanoもよく、こちらはどちらかというと音楽家としての彼女を生で見られて、その多彩さというか尊敬の念でずっと感動してるみたいな状態。アマカミサマのremixからAlternativeが聴けてよかった。あとでセトリをみたら知らない曲がたくさん流れていたことがわかったので、次はちゃんと分かるようにしたい……。
というか今回行ってみて電音部の曲ってみんなの共通言語みたいになってるし、もっと聴かねばという気持ちになった。一応知ってはいるのだけどやっぱりまだまだ知らない曲が多すぎるので、チェックする必要がありますね。djって知らない曲を知る機会でもあるので。あとは自分の周囲で知っている人がほとんどいない曲でも、みんなが集まって大熱唱していたのでお前ら……という気持ちになった。アカウントの向こうに人はいるんだなというか、これはM3のときもそうだったけど実際にインターネットの音楽が人と人とをつないでいるのを目の当たりにできた感慨もある。
暴力的にカワイイの感想が長くなってしまった。この文章は近況を述べる日記として書きはじめたので、違う話をします。今回は前日の夜にバスに乗り込み、イベントが終わったら即バスで帰るという強行スケジュールだったし、何気に夜行バスで往復するのは初めてだった。これで3回乗ったことになるけど、会社によって結構違うしやっぱり楽ではない。ただすべて窓際の席を引き当てたのは幸運なことで、ずっとカーテンの内側に顔をもぐらせて車窓を見れたのは最高に楽しいひとときだった。そうして帰ってから風邪をひき、検査してもらったところインフルエンザだったので寝込んでいたのが先週のこと、1008-1014になる。最初は筋肉痛だと思っていたのがこれは熱がある場合の痛みだなと気づき、体温があがっていた。最高で37.5とかだったのでそこまで苦しくはなかったが、動けなかったのは事実で、勝手に東京に行き勝手に熱を出して1週間を潰すという自分の無計画さみたいなのにがっかりしていた。そのぶんぶっ続けでdtmをしていた。いまは元気です。みなさんも気を付けてください。
ともあれぐずぐずしていたら今年も終わりそうで、毎年そうかもしれないが上半期のことが1か月前みたいな感覚である。あまり作品の感想など最近できてなくて消化不良であるもの来週から毎日日付が変わる前に寝ないといけなかったり、将来のために動きつつ論文を書く等しなければならず、こなしていくしかないねーと思っている近況でした。
