nikki_20220726「シャッフルして出た曲について書く その2」

 

この日は午前に起きて面談みたいなものがあったため話し、買い出しなどをし、家にあるごみを縛って出す用意をし(これを書く前に出してきた)、あらゆることをこなせたので完璧に近くてよかった。ただし夕飯を食べずに寝てしまい、3時間で起きてしまったのでいまの日記を書いている。

 

spotifyのお気に入り(1458曲)からシャッフルして出た曲について書きます。

isitsutbustu-todoke.hatenablog.com

 

遺失物届はシャッフルして4曲分の曲名とその歌手名晒してください。

https://shindanmaker.com/228188

 

 

 


Kanaria「百鬼祭」

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「KING」などのKanaria氏の処女作。初投稿のこれを同じくボカロPの羽生まゐご氏がTwitterで取り上げて僕も知ったのだけど、ふつうにいいですね。刺さるものがあるわけではないけど、ああいいなとなって何回も聴いてしまう感じ。このあと「KING」を投稿して爆発的にヒットするわけですが…。同い年くらいで、なおかつ僕がDTMをはじめたのと初投稿が同じタイミングなので、勝手にライバル視しているボカロPのひとりだったりします。「アイデンティティ」はGUMIとのデュエットなので、初音ミク単体がボーカルなのはこの人のなかでもこれだけなのか。こういう和風の曲また書いてほしいかも。羽生まゐご氏は和ぬか氏の初投稿もTwitterでとりあげてそこからヒットしたりしてるので、先見の明というかそういうのがあるのかなあと勝手に思っています。

 

 

 

 

ハヌマーンアナーキー・イン・ザ・4K」

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いいですね~。ハヌマーンは一通り聴いてみていて、これはわりと好きでした。ちょっとハネたリズムに乗せて若者の哀愁だったりが日常に綴られる感じがよい。ローテンポでスイングしてる曲はだいたいすき。最初にボーカルが「部屋で俺思想犯…」と語って演奏が始まるのもかなりかっこいい。これコピーしてるバンドは「演奏・ハヌマーンで、」のところを自分のバンドにしたりするのだろうか。見てみたい。このアルバム「World's System Kitchen」はわりと名盤と聴くことがおおくて「トラベルプランナー」→「或る思弁家の記憶」→「比喩で濁る水槽」の3曲はよく名前を聴くのだけど、まだ良さが分かり切ってない部分があります。夏の曲も多いのでまた聴いていきたい。

 

 

 


吉澤嘉代子「鬼」

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吉澤嘉代子氏は好きなのだけど、これはあまり聴いてない曲。タイトルから怖そうに見えるが、全くそうではない。いちおうMVは出ていてメジャーな位置づけなのだろうけど、わりとポピュラー寄りみたいな気がして普通だなと判断したのだと思う。サビの中毒性とか、恋人に対するツンとデレみたいなテーマからそう感じたのか。恋愛ソングに対する僻みといえばそう…。氏の曲だと恋愛というより日常の穏やかさみたいな曲が好きですね。

 

 

 

 

おいしくるメロンパン「桜の木の下には」

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この間ライブに行ったバンド。これは演奏しなかったけど好きです。かなり初期の楽曲で、タイトルがそのまま梶井基次郎のそれなので文学方面にも造詣があるバンドなんだろうなと思う。ストーリーが分かりやすい歌詞なのも珍しい。まだ書き足りないので、4曲いったけどもう少しやります。

 

 

 


いよわ「水死体にもどらないで」

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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! となる方も多そうな1曲。どんな曲についても即興で文章を書くために本当にシャッフルして出たものをありのままに書いているのだけど、やけに書きやすいものが多い気もする。センター試験前に投稿したとは思えない名曲ですね。音楽としての不快感とキャッチーさでいうと後者のほうが強めだけど、構成やサビの高低激しい旋律などで両者が奇跡的なバランスで融合している曲だと思います。次もおいしくるメロンパンだったので飛ばす。

 

 

 


椎名林檎ありあまる富

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あ~好きです。これ自分のなかの位置づけとしては応援ソングになっていて、受験のときウォークマンに入れていてやる気を出す曲リストのなかに入っていた。林檎嬢も自分の子に向けて書いたみたいな話も聴いたことがあるかも。ゆえに何回も聴いていた曲。2009年にドラマのタイアップとして出た曲ですが、当時小学生だったころから家で流れていた(流行りの曲を車の中や家で流す親だった)ので刷り込まれてますね。

 

普段は実感できないだけで富はありあまっていて幸せで、あなたが他の人にどうこうされようが関係ない、という歌だと思っています。でもそこまで単純でもなくて、「価値は命に従って付いている」「いつも言葉は嘘を孕んでいる」みたいなパンチラインすぎる歌詞からは世界への空虚なまなざしみたいなものも感じられる。。。これについては好きなアーティストであるさよならポニーテールのクロネコ氏がこう言及していてたしかに、、となっていた。

 

 

@kuroneko_pony

いつもラグジュアリーな衣装を身にまとい巨額な印税をもてあましているだろう椎名林檎が、あえて一切出てこないMV。言葉で表現する人が「いつも言葉は嘘を孕んでいる」と歌うことの凄さ。それでも心を打つなら、たぶんそれがアーティストという虚構の本質で、音楽の凄さでもある。

 

 

 

 

 おやすみなさい。