nikki_20220606「テレビの視聴率」

 

 正午ごろに目が覚めて色々した。夕方に頭痛がしたので、薬を飲んでしばらく眠ると治った。

 

 

 

 

 ゴールデンタイムのテレビ番組を数年前から自然と見なくなった。中学~高校くらいになるとその時間帯は塾に行くようになったし、別にドラマを見る習慣もない。そこには単に好みでない、という理由もあったと思う。実際、塾のない日に見ても飽きたな、と感じていた。それはいまも変わらない。たまに面白いのがやっている可能性にかけてTVをつけても、いまいち好みのものはない。しかし、いちばん視聴率が少ないであろう明け方とかにテレビをつけると、NHKでヨーロッパドラムの旅(ひたすら路面電車と外国の映像がナレ無しで流れる)とか世界ネコ歩き(ひたすら猫を写すだけ)がやっていることがある。これがかなり落ち着くのだけど、ちょっと裏技っぽい逆転現象だと感じる。

 

 倫理観や価値観はアップデートされても、19~22時頃の番組内容はずっと変わっていない気がする。飽きずにずっと続いているのは何故だろう、と子供心ながらにいつか考えていた。考えた理由として、視聴者が入れ替わっていく…という説がある。小学生くらいの世代が見ていてお茶の間に流れ、中高生になって彼らが飽きて見なくなる。また次の世代の小学生が見る…というような塩梅である。これでずっと同じような内容が続いていくのだろう、と思っていた。これが事実ならば、子供は熱心にクイズ番組とかを見ていても親は飽きている…という事態が成立するはずだ。

 

 しかし、現実はそうなっていない。私が小学生の頃は、わりと家族で一体になってテレビのクイズ番組が解けるか競っていた。今わたしの家族はみんな「最近のテレビは面白くなくなった」と話している。さらに、いまの小学生はスマホなどに夢中になっていて、テレビを見ていない可能性がある。やはり、いつまでも同じ内容が続くはずがないのだ。少しインターネットをさらってみるとテレビの視聴率が下がっているのは事実らしい。これは何かひとつを挙げて「これが原因だ」と言えないことで、複数の要因が混ざっているのだと思うけど諸行無常だな~(雑な結論)と思ったりする。

 

 いちおう今はゴールデンタイムの番組を見る理由として「推しが出ているから」というものが出てきているな、と感じる。これはわりと新しい。推しのアーティストや俳優が出ているから録画しといて!みたいなのは確実にあるし、低下を防ぐひとつの方策なんだろう。

 

 あと内容が変わったなと思う部分はあって、例えば「たけしの家庭の医学」とか健康系の番組は少なくなった気がしている。これは倫理観のほうの変化かもしれないが、特にコロナ以降。それは不安を煽らないためなのかな、などと思ったりしている。僕が見てないだけで、世界一受けたい授業とかはまだ健康系の内容を頻繁にやっているのだろうか。おやすみなさい。