この日は本当は成人式だったのだけど、参加しなかった。過去の日記で「僕は他人のダメ人間自慢というか自虐が苦手なので、そういう意味で成人式に行かなかったことをTwitterで呟いたり話したりしたくない→ゆえに絶対成人式には出席しようと思っている。」と書いたのを見事に裏切った形となる。だがしかし、行かないのにはそれなりの理由があったので聴いてほしい。
まず、会場が家から遠かった。広島市の成人式に参加することにしていたのだが、市はそれなりに広い。複数の区がある市の成人式を、街の中央とは程遠い会場で一気にやるのである。どう考えても交通の便がよいのは市の中心部なのに、そこではやらない。中心部から離れた会場で行われ、区ごとに式の時間が異なり、それぞれの時間帯に成人が式へ参列する。家族とも話したのだけど、それぞれの区で開いた方が全員にとってよいはずだ。しかし市はそうしなかったわけで、わざわざそこまでして行く面倒さがあった。
もうひとつは、それゆえ同窓会以上に大量の人が密集するという環境である。さらに、前日の夜は同窓会があり疲れていた。絶対に行く必要性もない。家族もこのやり方だし行くのはどうかと思う、みたいな消極的な空気だったため行かなかった。翌日は普通に月曜日である。ほかの市はもうちょっと前後に休日がある人を選んだりしていたのに、そこもまあまあなアンバランスさである。結局は怠惰なのだけど、コロナで延期された結果中途半端な開催なったようなもので、なんとなく煮え切らない気持ちがある。だから完全に放棄したというより、時流のせいで行きたいのに行けなかった感が強い。だから成人式未出席エピソードを武勇伝的に言うこともないと思う。おやすみなさい。
