nikki_20220213「グッズ購買意欲/妹など」

 

 この2日がどうだったかは前日に書いたのだけど、たしかこの13日か12日には家族と電話をしていた。小6の妹が、アニメイトで緒方智恵里*1のぬいぐるみを3000円で買ったと報告してくれた。彼女は特に緒方智恵里を推しているわけでもない。僕のスマホを借りてデレステをしている*2くらいで、そこまで熱心な関心があるわけでもないはずだ。

 

 僕はこういう妹の欲求に感心している部分がある。ぬいぐるみってまあそれくらいするのが普通だとは思うのだけど、大して知らないキャラクターのぬいぐるみを「かわいいから」という理由で3000円出して簡単に買ってしまう感覚は、僕にはない。これは推すことに対して責任を感じているからで、「推します!」と宣言するとその人・キャラを好きでいることに責任が発生するみたいな感じがある。だからそこまで知らないキャラクターのグッズを買うと、知らないのに買ってごめんなさい…というか、その人を推さなければならなくなる気がして、気が引けてしまう。同様に、アニメの登場人物のなかで誰が一番すきですか?とか、アイドルグループのなかで誰が一番好きですか?みたいな問いも「全員好きです」としか答えられない感じである。ひとりを選ぶのはほかの人を切り捨てるみたいで申し訳なくなる…。しかし、好きなvtuberはいたりするわけで、そこは同じ事務所の人のことはどうなんだよと訊かれたら分からなくなる。自分のキャラクター観というか、キャラクター推し観みたいなのが分からないままである。

 

 そもそも、知らないキャラクターだけどかわいいから買いたくなるみたいなことがあまりない。これはぬいぐるみ、アクリルスタンドなどの購買意欲が無いということである。これはわりとよく聞くというか、グッズの購買意欲がない人は一定数いるような話は目にすることがある。かつてごちうさのポスターをこれもまた3000円で買ったことがあったが、しばらく飾ってそのまましまってしまった。買いたくなる気持ちは分かるのだけど、それくらい投資するなら画集とかの本のほうがいいなと思ってしまう。一度買ってみると世界が変わるのかな、と思うけど怖くて買えていないです。

 

 話は戻るがぬいぐるみって結構大人になってからも抱くと安心できる要素になったりするらしいし、いいですね。大切なものになってほしい。自分も小学6年生のときはそういう「それにお金をかけるのか」みたいなお小遣いの使い方をしていた…かもしれない。というかそういう何かを飾ったりして、部屋を秘密基地めいたものにする衝動みたいなものはあったかもしれないな、妹はその「飾り付け」をアニメのアクスタやぬいぐるみでしているという違いだけで

 

 とはいえやはり妹は僕と違う感性があると感じている。またいつか書くかもしれないが、妹はいまひたすらイラストを描いていて上手く、僕は日記を書いたり音楽を作ったりと創作の方向性が異なっている。いま彼女は響けユーフォニアムを見ていて、電話をしたときに今まで見たアニメで一番面白いと言っていた。いままで見たアニメの本数は少ないだろう、と思いつつ京都アニメーションだからね、と僕は返した。妹曰く、いままで日常系みたいなものしか見てこなかったので真剣なスポ根みたいなのはいい、とのことだった。妹の今後が楽しみだ、とは思わない。いまはもうそうやってアニメを見るのはわりと一般化しているから凄くもないだろうし、痛い中学生オタクになるのかなと傍観しているのみである。ユーフォニアム、いつか見ないといけないなと思いつつ見れていない。京都も行きたい。おやすみなさい。

 

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*1:アイドルマスターシンデレラガールズのキャラクター。

*2:そのため僕のスマートフォンにあるデレステは彼女のためにあるし、プレイしないからといって消すなと念押しされている。