nikki_20240227

 

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マシュマロが来てました。うわー久しぶりですね……おすすめありがとうございます。公開されたときにたまたまyoutubeをぼーっと見ていて、チャンネルをフォローしていたのでなんか更新されてる!?と思ってました。たぶんPotsunenは「maru」「P+」「THE SPOT」は見たことあるっぽいので舞台のほうも見れたら見たいですねー。このマシュマロのおかげで数回小林賢太郎さんについては書いてるんですが、2021年にnoteで書いた日記はすべて消してしまった。ふたたび書くと中学くらいのときにテレビくらいしか映像の娯楽がなくて、BSでやってた「小林賢太郎テレビ」を見て知って好きでした。

 

 

 

大阪であったパスピエのライブ「有象無象印象万象現象」に行った。かっこよかった。まず演奏がかっこいい。1曲ごとにリズムなど趣向が異なっていて、それをやりきっている。アンサンブルの妙をやってるバンドだと思ったし、各人が楽器を介して会話しているような、そういう意味で現象を見ているようだった。「化石のうた」とか「cube」あたりでそれを強く感じて、流石にかっこよかった。

 

もうひとつバンドとしての姿勢もかっこよかった。成田ハネダ氏がバンドが15周年であることを話していた。続けることで分かったこととして、最初はうまくできなかったけどどんどんやりたいことが思い通りにできるようになった、ライブの度に最高を更新できている、と話していた。また、同世代のバンドと比較したときにパスピエはクリエイテビティが特徴だと思う、ともあった。それは納得だった。たとえばライブでは回文構造になっている「oto」も演奏していたり、「選択詩」が「どれ」にちなんでドとレのみでメロディが構成されている、という話もあった。パスピエが好きなのはそういう言葉への遊び心があって、私が短歌や言葉遊びが好きなのと呼応していると改めて分かった。どちらが鶏と卵か分からない。前述したような音楽面でも、曲ごとの趣向から果敢に挑戦していく姿勢を見せつけられてかっこよかった。自分も創作を長く続けたいと思った。

 

最新アルバムはピンと来ていない曲もあったのだけど、ライブ後にアルバム全曲演奏したと分かって少し驚いた。振り返ると確かに全曲そうだったし、良い曲ばかりじゃんという思いである。大胡田氏がアルバムをこう聴いてほしい、という思いをライブに託していると言っていてそれを受け取れた気がする。アルバム以外でやった曲だと、わたし開花したわ、ONOMIMONO、幕の内ISM、ネオンと虎、からはなかった。アルバム全曲やると当然なのだけど、自分が中学のとき聴いていた&DNA以前のものは少なく、それ以後の方がほぼ長くなりつつあるんだと寂しくも実感した。挑戦する姿勢ゆえに過去の曲からは明確な転換点があったように思う。「ユモレスク」が分からなかったのでもっと追わないといけない。

 

あとは細かいこと。曲を聴いていてキーボードを演奏している姿をイメージすることが薄くて、それはだいたい打ち込まれていることが多いからだと思う。そんな感じで成田ハネダさんの印象があまり無かったので、実際に弾いているのを見られてかなりよかった。大胡田なつき嬢も快活な人なんだと分かった。あのワードセンスがここから出ているのかと感動したりしたわけだった。また見に行きたい。

 

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