nikki_20220630「涼しい朝」

 

 朝いちばんから人に発表を聴いてもらう機会があり、それから夕方までずっと予定を消化していた。帰ると17時半で、だらだら洗濯を干したりしたら19時になる。21時までだらだらしていたら気絶し、起きたら深夜1時だった。別にすごい悪いことを言われたわけでもないが、朝に人前で話しただけでエネルギーを消費して既に憔悴していた。いまも全身が延焼し続けてそんな感じで、1時に目覚めてから2時間ほど無為に天井を見たりしていた。とりあえず夜ごはんのパスタをレンジで茹でている間にこれを書いている。単に話した疲れだけではなく、ここに至るまでの緊張とかもどっと解消された感じなのかも

 

 要因として、あ‘‘つ‘‘い‘‘ということも考えられる。夏休みには「朝の涼しいうちに勉強をしましょう」みたいに言われていたことを思い出す。小学校のころに読んだはやみねかおる「名探偵夢水清志郎ノート」のある巻で、語り手が突然この「朝の涼しいうちに勉強をしましょう」というフレーズを突拍子もなく思い出すシーンがあった。別に伏線とかでもなかったのになぜか覚えている場面で、でもこういう無関係な連想という矛盾した行為にかえってリアリティを感じで印象に残っているのかもしれない。浄水場を見ていて子供の頃に食べたちくわの味を思い出すとか、そういうことはわりと日常にある。

 

 話は逸れたが、思ったのは朝って涼しくなくない!?ということだった。TLでも「朝の涼しいうちに通勤・通学して、日が暮れるころに帰るといい」みたいな言説を見て同意しかけたが、外に出て体感するとちょっと怪しくなった。8時とかの時点でかなり暑いし、本当に涼しいのは4~5時とかなんだろうけど、出勤する時間ではない。だから「涼しいうちに通勤通学」は無理だと思う。あと小学校のころといまの気象が異なることも考えた。朝の7時に近所の公園へラジオ体操をしにいっていたころは涼しい印象があったけど、あれは幻想だったのだろうか。ここで気温のグラフとかを調べだすとえらいのだけどえらくないのでしません。パスタもできたので。おやすみなさい。