朝11時ごろから一日中ひとりカラオケで歌って喉を酷使した日でした。おそらく1か月振りだと思う。終わった後は本当に全部を出し切ったようで、ふらふらしていた。いま読んでくださっている方の中でツイキャスをしたときに聴いてくださったりしていた方がいれば、ありがとうございました。
6時間くらい歌ってやっと音程が安定してきたというか、その時点で連続して90点が4回くらい出たりした。プロの歌手の方々が、ライブで汗をすごいかいてへとへとになっているのも分かる気がする。ライブは2~3時間とか(行ったことないので推測)だけどその裏でウォーミングアップ・リハーサルが同じかそれ以上あるはずで、流石に6時間とはいかなくても2~3時間やって音が安定しているのかもしれない。
あとは夜に「まちカドまぞく」が333分間無料開放されていたので、読んでみることにした。結果として現行の6巻のうち3巻までしか読めませんでしたが、面白かったです。ネタバレはしますが3巻までの感想を述べます
思ったより複雑な話だなという印象でした。いわゆる日常がただ過ぎていく話でもなく、しかし「部活で全国を目指す」のような明確なゴールがあるようでない気がします。最初こそ「シャミ子が自らの呪いを解くために桃を倒す」ということが目標として設定されているように見えるのだけど、これはだんだん違うかも、、、となっていって、3巻までだとまだその物語の全貌が見えてきてない感がある。3巻のラストで「まちカド」ってそういうことか?と回収された感があってよかったです。
最初の設定を読んで「桃の血が一滴でもあればいいなら、指を切ったりしたときに簡単に集められるのでは」と思った(これは米澤穂信「折れた竜骨」を連想した)のだけど、その手はあっさり1巻で回収されてしまったので、まあ作者は想定済みだよな、、となった。しかしそれに限らず、4コマという体裁ながら重要な情報がある1コマで小出しにされていって全体像が見えてきたり、あるいは出たと思えばすぐスルーされたり、ギャグっぽい文脈で出てきたものがあとあと伏線回収されたり(ギャグに伏線があるのは東川篤哉っぽい)、と全体的に作者さんの物語構築力が高いなと思いました。
いままで読んだ4コマが「キルミーベイベー」とかだったので、こういうちゃんとストーリー展開していく4コマは新鮮でした。先の血の問題も含めてシャミ子の無能さに序盤は苛立ちかけていた(ギャグ漫画あるある)のですが、これくらいドタバタしていたほうがいいのかもしれないと読み進めていくうちに感じたり。できれば最新刊まで追いつきたいですね。
そういえば妹が4巻まで持っていたのだけど、この少し複雑な設定についていけるのだろうか。それでもまあかわいいからいいですよね。あと「シャミ子が悪いんだよ」は出てきませんでした。
あと最近は谷川電話「恋人不死身説」(歌集)を読み切ったりしたのですが、例のごとく「読書日記」としてまたまとめて書ければよいかなと思います。おやすみなさい。