nikki_20220129「最近触れたいろいろ(youtuber編)」

 

 ここ4日くらい何をしていたかというのは31日の日記で書いたので深く言及はしないけど、ずっと創作をするなかでそのお供だったり休憩だったり、いろいろ見聞きしたものがあった。それ以外でも最近いろいろ触れたものの感想をつらつら書こうと思います。。

 

 youtuberの動画ばかりになってしまった。その他のものはあとで書きます

 

 

 

 


スーツ氏の動画「【東海道五十三次の旅】自転車で行く 東京→大阪の旅」

youtube.com


 有名な鉄道系youtuber、スーツ氏が自転車で東京から大阪へ6日間かけて旅行した記録。東海道五十三次をたどるようにして旅をしている。一連の動画シリーズになっていて、1時間くらいある動画が16本。個人的にいつか似た旅程で自転車旅行をしたいと思っているので、その予習的な感じでだらだら見ていた。まだ4本くらいしか見られていないが、参考になっている。

 

 ちゃんと車載動画で道を辿っている臨場感などがあって面白い。ただ動画が長い(これは単純に僕の忍耐力がない)ので倍速だったり飛ばし飛ばしで見ている。純粋に東京⇔大阪間の自転車旅行を動画として残している人が知る限りは少ないうえ、どれも50万回以上は再生されているので人に限らずコンテンツとしての貴重さがあるので見ていた。

 

 正直なところ彼は肉体派というよりかなり細身の体型なのでいけるのかと思っていたが、電動自転車ということもありうまくやっていて感心してしまう。僕がやるならなんとなくただのママチャリで行けたらかっこいいじゃん、みたいに思っている。

 

 スーツ氏はyoutuberの旅ということで蘊蓄や解説が入り、しかも撮影をしているので時間がかさんでいて、撮影や解説をしないならもう少し時間を短縮できるのかなと思うのだけど、電動自転車なのでとんとんなんだろう。というか僕の方が体力もないし撮影の代わりに休憩とかすごいするだろうし、旅に慣れていないから迷うだろうしで、たぶんスーツ氏のほうが速い

 

 この旅をするならこの2~3月かな、と数年前(世の中がこうなる前)から考えていたのだけど、普通に先行きが不透明になってしまって迷っている。行きたいけどね…

 

 

 

 


東海オンエアの動画をいくつか

youtu.be


 忌避していたとかではなく普通に見ていなかったのだけど、おすすめに出てきてなんとなく見ると次々に表示されるので見ている。良いのは動画の長さが10分以内、5分くらいだったりすることだった(いま確認すると、最近は10~20分くらいになっていた、主に数年前の動画の傾向だろう)。

 

 主に見るのは挑戦系で、シュートを決めるまで帰らないとかそういうばかり見ている。こういう仲間がいるのいいよね、とか、単純に自分が小学生の頃よくひとりでこういう遊び(ミラクルシュートを決めるまで何回も試行するやつ)をしていたことに由来して、じんわりとした良さがある。

 

 「【哲学】あの遠くに見える山は本当に山なのか!?」という動画なんかは有名なのかもしれないが、分かるなと思ってしまった。この動画は遠くに見えている山の実在を確かめに行く、というだけのものだ。これを提唱したてつや氏に対して、同行するしばゆー、虫眼鏡両氏は何を言ってるんだ、みたいなスタンスで始終ついていく。でもこの感覚は分かるなと思ってしまった。僕自身の感性を自慢しているようだが、これが470万回見られている以上、共感した人は多いのだろう。

 

 いわば月がずっとついてくるとか、太陽がずっとついてくるとかそういうのと同じなんだろう。山もデカいし遠くにある(あと横に広がっていて円錐形である)ので、ずっとついてくるというかどこからでも同じフォルムに見えてしまう。その安定性に不安を覚えて見に行く感覚は分かる。着眼点がいいし、そういうロードムービーみたいだった。前述したように5分もないし単に「山だったね」で終わるのもよい。意外性もないけど、何気ない一日の記録として良さがある。

 

 

 

 

 

デイリーポータルZ「新幹線から見えたすき家でカレーを食べてみる」

 

dailyportalz.jp

 

 タイトル通りのネット記事で、これもここ数日で読んだ。これと山を見に行く動画の感覚は似ている気がする。もちろん新幹線から見えるすき家は一瞬で、山はずっと見えているので対照的だ。しかし、どちらも身近な概念なのに実在が不安になるという点で共通している。そして近づけば何の変哲もない身近なそれがあるだけだ。この「よく見る素朴なもの」→「しかし視覚でしか知覚できないので実在が不安」→「見に行くと素朴なものがあるだけ」という「近」→「遠」→「近」という構造(この場合の距離は物理でなく心理的な意味も含意する)で共通していて、なんかいいなと思ってしまった。

 

 この「近づいたら何の変哲もないそれがあるだけ」の段階が良くて、たしかにそれは大したことがないものなのだけど、山の中には謎の倉庫があったとか、すき家の近くには豆腐屋があったとか、そういう気づきがある。そういう日常の発見と尊さが好きだし、東海オンエアで「何言ってんだ」みたいに言われていることって実はわりと本質的なんだね、などと思っていた。

 

 

 

 

 

コスメティック田中氏の動画を数本

 

youtu.be


 これも「ファッションではなく本当に陰キャだと信頼できる」みたいな評判を聴いていたので見てみた。動画が5分くらいなのがいいですね。あと最近は純粋なVlogみたいなのが多くてよい。ぼっちあるあるの動画では「家と外でのキャラが違う」みたいなことを言っていて、分かるなと思ってしまった。これあるあるなんですね。

 

 ちなみに陰キャやぼっちという概念について考え出すと自分の中で不毛な逆マウント合戦が始まるので、あまり考えたくないし自分でも使いたくないと思っている。人って個人でしかなく簡単にカテゴライズできるものでもないので

 

 

 

 


はなお氏の動画を数本

 

 はなお氏、最近はファッションブランドとか立ち上げていてすごいな…となっている。「陰キャです」みたいな感じで過去は動画を出していたのに、もうそんなの名乗るなよ、とか思っています。懐古厨っぽくて嫌ですが、いまの垢抜けておしゃれで、男女でわちゃわちゃしているオタクみたいな感じより、昔のノリの方が好きではありますね。でもそれを引き留める権利なんて僕にはないし、むしろどんどん変わっていって欲しいと思っている。こんな感じでどんどん人脈が広がっていく変化を見るのも、youtuberを追う醍醐味だと思うので。

 

youtu.be


 でも懐古厨ってしょうがなくないですかとは思う。それを押し付けるような姿勢はよくなくても、個人的な感想を持つのは全然いいと思う(というかすべての思想においてそれは言えるのだけど)。この動画とか、この間ふいに見てみたらコメント欄に懐古厨しかいなかったので、すごいです。覚悟があるのであれば見てみてね。
 

youtu.be


 以上いろいろ書きました。おやすみなさい。