nikki_20220116「文学フリマ京都に行きました」

 

 この日にしたことといえば、京都の文学フリマへ赴いたのだった。前回10月頃に大阪のほうで開かれた文学フリマにはひとりで行って一番乗りし、1~2時間くらいで退散した。詳細なことは言えないが、対する今回は出店側だった。

 

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 なるべく早く行って設営の協力等できればと思ったが、起きてから1時間くらいぼーっとスマホを見てしまい出るのが遅くなった。おまけに駅についてから歩いて会場まで向かおうとしたところ、全く反対に向かっていることに気づいたり、かと思えば正しい方向だったりで迷い結局会場に着いたのはだいたい正午くらいだった。そのあと人から碁盤の目状の街において迷うのはあるあるではないか、と言われた。たしかに基本的に道が直線なので、反対に行っていても気づきにくい。

 

 そのあとは撤収するなどして、16~17時くらいに会場を後にした。数人でごはんを食べませんかという話になったので、飲食店に行った。お酒の都合などで居酒屋は避け、ファミレスを2軒ほどはしごして打ち上げや振り返り的なことをした。帰ったのは10時くらいだった。こういうときに疲れたまま脳死でするような話題も面白いものだと感じた。

 

 

 

 文フリについては、多少お腹の調子が悪かったのもありあまり深くいろいろ考えたこととかはなかった。やはり野生の創作がひしめく場とだけあって熱気というか好きであるという気持ちが伝わってくるのは前回同様だった。これがコミケだったらもっと広いのでどうなるのかとか、イラスト・漫画版のコミティアなどはどうなのかとか色々気になる。

 

 あとはそういう交流の場でもあるので、せめて、「Twitterで見てます」みたいなことくらい気軽に言ったりすればよかったなと思っている。noteにいいねしてくれた方とかいたので…。人見知り過ぎてブースに買いに行くことですら躊躇したし、最低限の言葉しか発せなかった。

 

 売る側になった気づきもあまりなくただ「こんにちは~」「よければ見ていってください~」みたいな台詞は気軽に発しているわけなので、売られる側になったときに必要以上にビビる必要はないなと思った。あと設営などで開始と終了のアナウンスで皆で拍手したり、出店者同士の交流があったりしているのを見るといいな…となった。日記をまとめた本とか、趣味でやってるいろは歌をまとめた本とか作ってみたい(特に後者)ので、いつか個人で出るのもいいですね。

 

 大阪文フリの本ですら読めてないのに、いろいろ買ってしまった。まだ欲しいものはあったので、お金を準備していく必要性を感じた。

 

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 京都の街について。京都に行ったのは記憶が正しければ二度目だった。一度目は数年前、受験のモチベーションに京大を見に行った(なお京大生ではない)。年末の帰省関連のついでに行ったので滞在時間は短く、しかし古い町並みなど印象に残っていた。今回はそれよりも長い滞在時間だった。一度目の来訪では鴨川に行ってまだ見ていなかったけいおんのOPで出てくる鴨川で写真を撮ったりして、ひとりで近くのマクドナルドで買ったハンバーガーを食べた。京都アニメーション本社に行こうとしたものの時間がなくて断念したら、数週間後に事件があった。行っておけばよかったな、と思ったのが印象にある。

 

 思ったのは、とにかく町並みの色合いが統一されているなということである。有名な話なので言及するまでもないかもしれないが、景観のために全ての色合いがシックになっている。夜に会場近くの鴨川沿いを歩いたのだけど、川に面した喫茶店や建物の灯がすべて暖色だった。蛍光灯ばかりのオフィスビルなどは見られない。明かりに照らされた対岸の古風な建物、植えられた柳っぽい植物などが幻想的な雰囲気でよかったなあ。川が多いけどラブホテルが川沿いによくある広島とは大違いである。これもまた規定されていることなのだろうか…?

 

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 前述したような碁盤の目の構造もあったし、舞妓さんや着物を着た(おそらく)観光客がいたのもよかった。とにかく古い町並みが維持されていることを最大限生かすようにして、都市が形成されている印象だった。歩くだけで楽しい。何の目的もなしにふらっと今度は訪れてみたいものである。自分が京大生だったらこういうとこに頻繁に来れたのかなとは思うけど、慣れてしまうのもなんだか惜しい気がしますね。おやすみなさい。