小学校のころ、国語の教科書で「オレンジジュースと牛乳を混ぜる」という行為が紹介されていたのを覚えている。なんらかの説明をしようという単元があり、その題材として「朝食の食べ方」が紹介されていた。そのなかで時間のない人向けの朝食としてあったのが、オレンジジュース+牛乳だった。このことについては過去の日記でも触れたことがある(実際に給食でみかんの汁を牛乳に搾って飲んだ)。あらためて調べると、おなじ記憶を持っているひとはいたし、画像まで残っていた。
なぜこのことを思い出したかというと、最近Twitterで相互フォローのひとが「オレンジジュースと牛乳を混ぜる」という行為について触れていたからだ。しかしそこで教科書は言及されておらず、出典としてあげられていたのがこの歌詞だった。どうやら、教科書に限らないようだ。
さらに調べると「洋画で混ぜてるシーンを見た」という証言もある。この歌詞が洋画に影響を受けている、というならば腑に落ちる話ではあるが、だとするとどんな映画なのか、ますますわけがわからなくなる。
小学校のころ給食にみかんが出て、牛乳と一緒にたべたら不味かった思い出がある人は多いのではないか。それと同じでたぶんおいしくないし、試す気もない。ただそんな不味いものがどうして国語の教科書に載ったり、あるいは一定の人間に知られているのかという点に興味がある。