nikki_20221014「ここ2日のオモコロチャンネル雑感」

 

 

14、15と更新されたオモコロチャンネルの動画が2つともよかったので、感想を書いてみる。あくまで自分が比較的好みということであり、はじめて見る人におすすめとかではない。たぶんどの動画から見ても楽しいとは思います。


41歳の男がスケボーに挑戦……何も起きないはずがなく……

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スケボーなどを滑ることのできる施設に赴いて原宿氏がスケボーを滑ろうとする回。外ロケの時点でかなりうれしい。広い空間でメンバーが体を動かしている姿自体が新鮮だからだ。別に彼らに対して萌えとか尊いみたいな感情はなくて、ただなんとなく30~40歳くらいの人がわちゃわちゃしているのを見ると安心するという感覚がある。

 

動画の内容に戻ると、ほかのメンバーも遊具に乗るのでいい。永田氏がARuFa氏に迫っていってバランスを崩すところ楽しそうでいいし、恐山氏のキャラクター選択画面が面白い。実際ためらいなくスケボーに乗れている点で原宿氏は成長しているという結果を残しつつ、最終的に転倒してオチがつくのもよい。背中から転ぶのは危なかったなという思いもありつつ、すかさず駆け寄るカメラマンとメンバーの対応力も流石だと思う。外ロケという点がかなり自分のなかでの高評価につながっている。

 

 

 

 

ダルい商品名のメシ「ダルメシ」をクルエラたちが食べるわよ!?

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筆者も存じていなかったが、クルエラとはディズニーの映画「101匹わんちゃん」の悪役らしい。ダルメシアンを捕まえて毛皮を服にしようとする人だという。それに扮したメンバーが「名前がダルいメシ」=「ダルメシアン」を食べるという企画である。

 

永田氏の「恥ずかしくないんか!」がとてもよい。ダルい名前のメシを小馬鹿にする企画である。つまり名前に乗せられて「考えた人すごいわ」などと商品名を発言すると、商品側のユーモアに同調して一緒に滑ってしまうことになる。そこで「恥ずかしくないんか!」と永田氏がメンバーへ言いよるのは正しい反応なのだけど、「怒られるの?」という空気になるのがいい。

 

馬鹿にしているユーモアに同調して滑ることは恥ずべきことだが、この企画では「馬鹿にしている」ということはあまりはっきりと明示されない。当然、やりすぎるとよくないからだ。ゆえに「恥ずかしくないんか!」自体に対する反応も「そうだそうだ!」とはならず、なんとなく戸惑って「怒られるの?」と微妙な空気になる。こういう手探りの状態というか、暗黙の了解とされている茶番が一瞬崩れる感じが好きである。同様の理由でウソ激辛王やコメンテーター王、ウソでっせTVも好き。

nikki_20220721「オモコロチャンネルの好きな回 その1」 - 遺失物取扱所

 

この茶番からのズレと手探りの空気、大声と食レポという好きな要素が詰まっているため非常に好みである。最終的に自分たちのネーミングや行動もまた「ダルい」ものだと悟って終わるというオチのつけかたもよかった。細かいところだとARuFa氏が「考えた人すごいわ」と言うときに眉をひそめて表情を演出するところや、恐山氏の小声での「たまらん」もよかったですね

 

おやすみなさい。