nikki_20220421「デスクトップ・トラブル」

 

 このところ日記を2日ごとにまとめて書くようになっていてよくないですね。まあ書きます。この日は普通に起きて活動して帰って早く寝ました。早く寝たのに、おそらくお酒を飲んだせいからか翌日は14時くらいに起きたのだった。あとは口内炎が冗談抜きで4つほどできていて、口を動かすだけでしんどかった。せっかく良い感じのものを作ってお酒と食べようとしたのだけど、全然楽しめなかったです。悲しい。

 

 明日の日記はボカコレの感想だけ書こうと思うので、時系列は多少前後してしまうのだけど金曜のことを書く。前述したとおり午後に起きて授業を全部飛ばし、諦めて夜にだらだらと映画を見に行った。ある意味で最高の過ごし方でもある。

 

 

 

 

 帰ってからは1か月前からインターネットにつながらなくなったデスクトップが治らないか4時間くらい格闘し、時間をドブに棄てた。腹が立ちかけたが、ツイートで「無駄に終わったなら、その働きかけが無駄であったと分かっただけよい」みたいな文章が流れてきたので安心した。好きな絵師さんがエルデンリングをやっていて思ったことらしいが、ちょうど心情にしっくりきた。ツイートはいまは消されている。

 

 症状はこんな感じ。たまに思い立っては挑戦して徒労に終わっているので、もういい加減修理に出そうと思う。

 

IPv4接続 インターネットあり

 

IPv6接続 ネットワークアクセスなし(ノーパソもIPv6は繋がってないけど正常にみられるのでこれは関係ないっぽい)

 

chromeタブからはyoutubegoogleが普通に見られる

 

microsoftタブからはyoutubegoogleは見られるけど再生だけできない

 

つけてから3分くらいは普通に見られてそのあと壊れる

 

他の端末は問題なくインターネットを見られるうえ、ルーターの会社に電話したところ問題ないとのことだったのでデスクトップの問題ということになる

 

 

 

 

 

 それからは燃え尽きてスマホを見まくって、ごはんを食べて寝る前にこれを書いている。

 

 

 


 本題?というか見に行ったのはウェス・アンダーソン「フレンチ・ディスパッチ」だった。Twitterなどで面白いという人がいたので見に行ってみた次第です。よかった。ほかの作品で予告編を見た時から身構えていたけど、毎秒美しいカットが流れてきてびっくりする。同じ監督の作品を見たことがなかったのだけど、ぜんぶこんな感じなんだろうか。対照的な色を使いつつトーンが統一されていたり、計算されているであろう気持ちよい構図になっていたり、楽しかった。よい映像作品はどのカットを切り取っても美しいんだなあということをここ数ヵ月感じているが、これは最高水準のものだったかもしれない。

 

 物語自体は分からない部分が多くて、そこが自分にとって没入する障害になっていたかもしれない。学生運動でチェスしてるところとか、何をやっているのかよく分からなかった…。感想とか調べたらオマージュもあったっぽいので理解したらもう少し楽しめたのかしらん。入れ子構造というか時系列を頻繁に行ったり来たりするのは理解できました。映像自体にも入れ子構造みたいなのは多かった気がする。これはこの映画に限らずよい構図のために多用されているのかもしれないが、窓や穴から人の一部分だけ切り取ってフレーミングしたり、そういう図形を画面内に配置してリズム感を生み出していた気がします。その構図と物語自体の入れ子構造みたいなのがリンクしているように思ったり

 

『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』予告編 - YouTube

 

 これなんか予告編の1コマですが、3人の配置もバランスがいいし奥の部屋が明暗がある状態により四角く切り取られていて強調されている。切り取られた四角の輪郭線などで画面が縦に四等分されているようで気持ちいいですね。こういうのをずっと見せられるのでよかった。

 

 最後に補足?か補遺?みたいなのがついているのもよかったですね。そこで大事な部分が強調される感じというか、、、。オタクはみんなそういうのが好きなのか分かりませんが、補遺でここまでの話で出てきたライターが集まってつながっていることが分かってうれしかったです。冒頭にあった文章のとおり、映画自体が一冊の本になっているわけで、そのなかで雑誌が綴られるというメタっぽい構成も好きです。そうやってライターが書いた文章がここまでの物語であったという「書き手」の存在が物語のオチになっていたりして、綺麗でした。おやすみなさい。