日記_2022/1/3「満腹の質/漫画」

 

 きのうの日記がかなり事務的なものになってしまったので出来事を書いていなかった。まず元日の日記のタイトルを「生活」にしたのだけど、あまりにも中身と関連がない感じになってしまった。特につけるタイトルが思いつかなくて何となく「生活のこと書いてるし、1年間生活のことを書くわけだからいいか」と考えてつけたのだけど、妙な感じはする。

 

 そしてきのう1/2は祖父母宅に新年の挨拶とそこでの食事をしてきた。焼き肉をしてくれた。帰省をするとお腹いっぱいになることが多く、しかもそれは「質のいい腹の満たし方」であると感じている。ひとりでごはんを食べていると、白米を大量に食べるとか、カップラーメンでお腹が膨らむとか、そういういたずらな、中身を伴わないような「お腹いっぱい」を感じることはある。しかしこうして感じるのは色んな種類の食材を摂取した「お腹いっぱい」であり、そのほうが身体的・精神的にも充実しているように心なしか感じていた。のだけど、夕方に普通に胃もたれしてしまったのだった。昔から肉などの油に弱いような気がしている。

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 そして今日は外出しようとしたけど起きるのが遅かったので断念し、大してすることもなく趣味の作業をしたり、本を読んだりしていた。ただ、実家でしかできないことをするべき、と考えたので妹が全巻そろえていた鬼滅の刃を読んでみることにした。もともと少年漫画を通ってこなかったし、食わず嫌いしている節があるのでちゃんと読む必要があるのと感じたのだ。いま2巻まで読んだのだけど、展開がとにかく速いのとアクションシーンで何が起こっているのか、人物がどう動いているのかよく分からない。これは漫画が下手くそだとかそういうものではなく、動きがコマで切り取られて間の動きが省略されている、という漫画特有の形式に自分が慣れていないためだと思われる。やはり丁寧な描写で生活を描いたり、可愛さに萌えるようなもののほうが好きなのかもしれないと思うが、妹曰く12巻くらいから面白くなるらしいので耐えて読んでみたい。

 

 小学校くらいの頃は「漫画ばっかり読んで…」みたいな言葉をよくフィクションなどで見聞きしたせいか漫画を読む時間=無駄な時間というような認識がかつての自分にも、一般にもあるような気がしていた。しかし今になると僕はドラえもんしか漫画を読んでこず、周りにはワンピースなどの少年漫画を普通に通ってきているような人がたくさんいる。だからこれまでの人生でたくさん漫画を読んでいる人はすごいと思うし、漫画を読む時間=立派な作品鑑賞の時間、というように認識が自分のなかで改まった。

 

 そしていまの子供は漫画よりもゲームなどのほうが主流になっているようで、そういう意味でも世間的に「漫画を読むこと」は作品を鑑賞するものとして、小説を読むのと同じ立派な価値を昔よりも持つようになったのではと思う。そもそも僕はゲームもしないので、ゲームするのもすごいと感じる。

 

 ちなみに「漫画ばっかり読んで、、」というやりとりをフィクションで見聞きしたのは、僕が主に「ドラえもん」しか漫画を読んでいなかったことの影響が大きそうである。のび太はそういう叱られ方をよくしている。ゆえにドラえもんの名言集とか、大事な本のひとつではある。おやすみなさい。