nikki_20220623「半睡半醒」

 

 午前まで起きていて、いま寝たら予定全部飛んで駄目になるなと思っていて、そうなった。この午前のモラトリアムというのは起きたときの絶望と同じくらい嫌な時間なのに、やってしまうことがある。いま寝たらもう起きれないだろう、こういうので起きられた試しがないから…でもいま寝たらましかな、でも寝たくない、しかし泥のように眠気はやってくる。…みたいな煩悶がずっと続いて気絶する。起きたのは午後17時くらいだった。失望しつつ、それでもすることはしようとして、23時とか早くに寝たと思う。そこから2時間で目が覚めて諦めたと思ったらまた二度寝して起きたら15時だったのはまた別の話。おやすみなさい。

 

 

nikki_20220622「無題」

 

 この日は水曜。月曜と火曜はちゃんと生活できていたのに、この日は起きたのが15時くらいだったと思う。気が付いたら明け方になっていて、だらだら起きていた。気絶するように寝て起きたらそうなっていて、調べ物とかしようとおもったのにできなかった。いまは並行して曲をいくつか作っていて、わりと滞りなく進んでいるのが怖い。たいては詰むフェーズが来るからだ。だいたい何かが完成するまでの間は落ち着きが無くなる。ちゃんとできるかとか、思ったことをすぐ形にしたくてそわそわする。だからおしなべて最近はすっきりしていないといえばそうなのだろう。それを怠惰の言い訳にはしたくないけど。おやすみなさい。

 

nikki_20220621「雨に濡れれば」

 

 この日は労働をした。はやく帰ることに成功した。空いた時間で調べ物をすることができてよかった。すごい雨が降っていて、傘は差していたけどことごとく濡れてしまった。こういうことは久しぶりだとおもう。それはなぜかと考えると去年とかおととしはほぼ家に引きこもっていたからだろう。濡れることは決してありがたくはないが、懐かしさもある。

 

 濡れた服を乾かすのは、小学校のころの雨の朝を連想させた。鉛色の空と校庭が窓外にひろがり、教室の電灯だけがすこし黄色がかって世界を照らす。滑りそうな廊下を歩いて教室に入ると湿気た空気が立ち込め、靴下が濡れたと騒ぐ同級生が窓辺に干したり、僕は持ってきた替えの靴下を履いたりする。不快感がまっさきに思い出される記憶だけど、懐かしくもある。おやすみなさい。

 

nikki_20220620「ボカロ24時間ランキングを聴いてみる その1」

 

 午前に起きて買い出しとかしようと思ったけど、起きたのは正午すぎだった。そこから色々あって今に至る。土日に行きそびれた図書館に行こうと思っていたけど、きょう月曜は休みなのを忘れていた。最近ボカロ聴いてないなと思ったので、現時点でのニコニコのvocaloidタグ、その24時間ランキング1~10位を聴いた感想を書きます。

 

 

 


1位 ずんだもちの作り方

nico.ms

 ずんだもん流行ってるのは知っていてちょっと触ることもあったのだけど、動画は見てないので何が具体的に流行りなのか掴んでいない。これはずんだ餅の作り方を歌にしたというシンプルなものなのだけど、ボイロ劇場を曲にしたミュージカルっぽさとか、途中でフードプロセッサーを説明するのに直接音を入れる演出などの斬新さがあると感じる…。あとちょっと前に流行りだったダーク系の曲調をパロってる感じがして、その皮肉さもよい。

 

 

 


2位 『フューチャー・イヴ』feat.初音ミク / sasakure.‌UK + 有形ランペイジ

nico.ms

 話題にはなっていたけど聴いてなかった。いいですね。MVの元ネタとか分からないのだけど、ちょっと泣きそうになった。1拍ごとにコードころころ変わるところすげ~となる。滅茶苦茶やってるのに感動させにきてるの素晴らしい。最後もそうなのだけど画面の中に画面がある構成かなり好きで、ミクがパソコンの中で歌ってるMVとか、これはボカロじゃないけどVtuberの星街すいせい氏「Stellar Stellar」のMVでいろんな端末のなかに星街氏が歌ってる演出とか見るとすごい泣きそうになる なんでだろう

 

 

 


3位 MOTHER feat. 初音ミク

nico.ms

 おとわっか以外の元ネタがなにも分からない。本人?が登場してサックスとか演奏してるのすごい。ネット記事とか読んでからこのミームについて複雑な気持ちがあり、逆張り的な意図も込めてあまり言及したくないので以上…。

 

 

 


4位 パラレルラルラ / 初音ミク MV

nico.ms

 このミクの声すきです。人間味みたいなのが強いというか。夏代氏は「ジャガーノート」くらいしか聴けてないのだけど懐かしい気持ちになる…。ボーカルエディットはほかの人らしいですが。イントロからリリースカットピアノで決めつつ前述した声とかの爽快感みたいなところにこの人らしさがあって、アニソンらしく最後まであっという間に突っ走っていくのよい。アニメのEDらしいですが、ボカロがアニメのEDになるところまで来てるんですかね。すごい。

 

 

 


5位 コネクト to ティーダ feat. 初音ミク & 巡音ルカ

nico.ms

 本当にこればっかりですごい。3位と同じ人だ。いちおう最後まで聴きましたが前述したのと同じ理由で以上…。

 

 

 

 

6位 【MV】虚像乖離 / 紲星あかり

nico.ms

 TLで見かけた感じネタっぽかったけど曲はしっかりしていてびっくりした。緋星あかりの曲ってはじめて聴いたといってもいいかもしれない。強いて書くならGYARI「アカリがやってきたぞっ」くらいな気がする。とても好きってわけでもなくて音がもう少しはっきりしたらいいかなと思ったりしたけど、こういうちゃんとした曲に脱力系MVつけるのいいですね。地味に歌詞のほうを物語っているようにも見えてくる。

 

 

 

 

7位 極楽ってきな - YASUHIRO(康寛) feat.鏡音リン MV 

nico.ms

 あ~再生する前から間違いないと確信して聴ける。エレクトロスイングでびっくりしつつ、三三七拍子ではじめたりちょっと妖艶な雰囲気があるのよい。Aメロのウォーキングベースっぽいピアノ・途中のウッドベースソロすき。流行りのスイングでもこの人らしさがあるし、何かの案件でもない純粋な曲でこうしていい曲を安定してお出ししてくださるの、信頼できてうれしい。

 

 

 

 

8位 転生林檎 / 初音ミク

nico.ms

 これ聴いたことあったのでスキップしますが、プレイリストに入れてよく聴いてます。分かりやすいストーリーでありつつ、林檎齧る音とか最後ごみ箱に投げる音とかは自分で採ってるのかなと思ったり。

 

 

 


9位 惡手 / ユリイ・カノン feat.GUMI

nico.ms

 ユリイさんでボカロ単体なの久しぶりな気もする。テンポはそこまで速くないけど、サビのリフレインされる歌詞とかでちゃんと流行りそうな感じになっているし、畳みかける歌詞やイントロの旋律とか調声にユリイ氏を感じる。

 

 

 


10位 回せツインテール / maras k(marasy×kors k) feat.初音ミク

nico.ms

 まらしぃさんのピアノアレンジを効かせつつ盛り上がりそうなアンセムっぽい曲になってるのよい。タイトルからもっと速いテンポを予想していた(高速でタオル回すみたいな)のだけど、ぜんぜんそんな感じじゃなかったので意外。まらしぃさん高校の時にピアノよく聴いていたけどいまも頑張ってらしてですごい。

 

 

 


 10位まで聴いたのだけど、例のミーム+ずんだもんや緋星あかりなどのネタが強すぎて具体的に「こういう曲調が流行ってる」みたいなのは分からなかったです。思ったのは超高速で畳みかけるというよりミドルテンポの曲も流行ってるのかな…?となったけど対象が少なすぎてわからない。好きだったのは「パラレルラルラ」、「極楽ってきな」あたりでしょうか。ただ機会としては楽しかったのでまたやるとい思います。おやすみなさい。

 

 

nikki_20220619「無題」


 18、19の土日は夜に起きて家に籠って終わった。作業をして曲が進んだり、諸々の進捗は生めたのだけどぱっとしないといえばぱっとしない。別に夜に起きようがリズムがあればいいと思っていたが、我々は吸血鬼ではないので日光を浴びたり外の空気を吸う必要というものがやはりある。とはいえ土日はこういう過ごし方をすることが大半で、昼夜逆転してなくても外には出ないみたいなことが多い。だって平日こそずっと外に出ているわけだし…。まあ本を注文したりしたので届くのが楽しみだったりします。おやすみなさい。

 

nikki_20220618「下手な演奏をすること」

 

 完全に生活が治らず、17時くらいに起きて生活していた。朝の5時に起きたと仮定したタイミングで行動して安定はしているのだけど、これだと支障がでるのでなんとかしたい。調べ物のために行きたかった図書館も起きたら閉まっていたわけで…。

 

 

 

 

@nowoka_2 友人にも指摘されましたが、のをかは同時に複数の作品を並行して鑑賞することが難しく、ひたすら一つの作品を一区切りつくまで一気見してのめり込むみたいな見方しかできない

 

 フォローしている映像作家の方のツイートなのだけど、よくわかるとなった。とはいえ同時に複数ジャンルの本を読み進めたりするなのだけど、同じジャンルの本(小説と小説、新書と新書とか)だったり読書以外だと難しいところがある。複数のアニメを並行して追うのとか、映画を連続して何本も見るのとかは難しい。一気見しかできないのもそうだし、だから最近も飽きるまで響けユーフォニアムあたりのことをずっと考えている。たぶん数か月は引きずるとおもわれる。

 

 

 

 

 思い出すのは劇場版「誓いのフィナーレ」のエピソードで、コンクールに出るための選抜オーディションを主人公の後輩が受けるシーンがある。部屋で先生と一対一になり演奏を見てもらうわけなのだけど、外から聴いていた主人公とその先輩は違和感に気づいてオーディションを中断させる。彼女は中学での楽器経験があるはずなのに、実際に吹いていたのはそうとは思えない下手な演奏だった。その点に関して「どうして手を抜いたのか」ということを糾弾するシーンがあるのだけど、しみじみといいな…と思い出している。

 

 演奏に関する理由は明白で、自分が上手だと高校から楽器を始めた先輩がコンクールに出られなくなるからだ。いわゆる忖度。彼女は過去に同様の経験をして自分がコンクールに出ることになり、顰蹙を買うような経験をしていた。それに対して、先輩の方は「自分が出られなくても構わないから本気であってほしい」と思いをぶつけたりして物語は進んでいく。人間関係においてうまく立ちまわること。それと全体として完成度の高い芸術を求めることの対立だと言える。ちなみにこのあとの主人公と後輩が対話するシーンもよい。

 

 やっぱり日常においては前者の方が優先されてしまうというか、そうして「わざと下手な演奏をする」ということを私(たち)は毎日の生活でずっとしているのだ。そういう小手先だけうまくなるような現状に対して突きつけられる先輩側の思いは鋭いもので、なあなあにしておけばいいものを看過しない。そこまで本気になって思いをぶつけることにもためらわず、一丸となって「よい演奏」を作り上げるという意志を共有しようとしている。純粋な思いの美しさがある。

 

 この日記を読んだりしてどういう印象を持たれているか分からないが、僕はわりと泥臭い精神みたいなものが好きなところがある。それは根性論とかではないのだけど「生きる」という表現よりも「生き抜く」のほうが好きだし、たまにサンボマスターとかも聴いたりする。努力は報われると信じたい節があるし、なんかそういう松岡修造みたいなマインドがあるにはある。これってどうなんだろう、みんなどこかにあるものなんですかね。ぜんぶ諦めました、もう堕落して生きていきます、みたいな人でもそういう残り火がちょっとだけでも燻っているのだろうか。おやすみなさい。

 

 

nikki_20220617「顔だけ覚えている」

 

isitsutbustu-todoke.hatenablog.com

 

isitsutbustu-todoke.hatenablog.com

 

 

 これを読んでくださっている方、この日記を読むくらいなら前の日か前々日(特にこっち)のほうを読んでほしかったりする。感想を書いたり拡張子変換などで写真をあげる手間が尋常ではなかったので…。この日は金曜、起きたら夕方でそのまま朝の10時くらいまで起きていた。そこから起床して土曜の夜にこれを書いている。

 

 小学生のころの同級生のことをたまに思い出す。個人的な感情などはなく、不意に。でも、その全身を想像すると二頭身のデフォルメキャラみたいになってしまう。デフォルトの素体に顔だけ貼り付けたような、さながらMiiのような印象。いま道端で見かける小学生たちにあの顔がついていたことを想像すると、得も言われぬ不自然さが生起してくる。これはすなわち顔しか覚えていないということである。なぜだろう、と考えてみる。それはおそらく全身を見ていなかったからだろう。自分の世界がすべてで、顔を見るだけで精いっぱいだったような気がする。人見知りの性格も関係している個人的な感覚なのだろうか、それともみんな身長が低めな小学生特有のことなのだろうか。分からないけど、だんだん顔すらもぼやけていくような気もしている。おやすみなさい。